カタール・ワールドカップに挑む日本代表に選出された浅野拓磨が、全体トレーニングに復帰するようだ。現地11月3日、ドイツメディア『Ligainsider』が報じている。

 ボーフムに所属する浅野は、9月10日に行なわれたブンデスリーガ第6節のシャルケ戦で負傷し、右膝内側側副靭帯損傷と発表された。以降、保存療法で治療を続けている。

 しかし、どうやら合流は近いようだ。5日に行なわれる第13節ドルトムント戦を控えた前日会見に出席したトーマス・レッチェ監督が浅野に言及した。

「アサノは当初の予定よりも比較的早く戻ってくる予定だ。すべてが順調に進めば、週明けには、チーム練習に参加させたい」
 
 また、ワールドカップ前の最後の試合となる12日のアウクスブルク戦で、戦列復帰する可能性もあるようだ。

「リハビリが順調に進んでおり、我々の医療部門はいい仕事をしていると思う。ただ、まだ様子を見なければならない。少なくともワールドカップに向けては準備万端と言える状況まで近づいた。日本代表にも選出されているので、母国代表としてワールドカッププレーすることは、特別なことであり、大きな名誉のはずだ」

 大会前にブンデスリーガで実戦復帰の可能性があるというのは、チームにとっての森保ジャパンにとっても朗報だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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