【プレミアリーグ】ウォルバーハンプトン2-3ブライトン(日本時間11月6日/モリニュー・スタジアム)
ライバル関係だと考えられていた日本代表MF三笘薫とベルギー代表MFトロサール。しかし今では息ぴったりのプレーを見せる最高のパートナーだ。三笘のスルーパスに反応したトロサールのシュートシーンは、国民的人気漫画『キャプテン翼』の翼くんと岬くんを彷彿とさせるプレーだった。
【映像】まるで翼くんと岬くん?三笘薫&トロサールのコンビプレー
前節のチェルシー戦でプレミアリーグ初先発&初アシストを記録した三笘は、この試合でも左サイドハーフで先発出場。一方、チームのエースとして君臨するトロサールは、ワントップとして起用された。
注目のシーンは23分。左サイドでボールを持った三笘は、ドリブルでインナーラップを選択した。相手2選手を引きつけて、スペースへとスルーパスを送ると、これに反応したトロサールが絶妙なタイミングで裏に抜け出してフリーとなる。出てきたGKの位置を確認して放ったループ気味のシュートは惜しくも枠を外したが、2人の関係性だけで崩した場面だった。
このシーンについて解説の福田正博氏は「三笘が前向きでボール持った時は色々なことをしますね。最終的に仕掛けてトロサールへのスルーパスとなりました」と、三笘のプレーの幅広さを称賛した。
コメント欄も福田氏と同じように「パスうめーな」「三笘やべぇわ」「前向いたらプレミアトップレベルやな」といった、三笘を称えるコメントが並ぶ。一方で「三笘とトロサールのホットラインえぐい」「あれ収めるまでいけるトロもやっぱうまい」「このコンビ最高すぎなんよ」など、トロサールとのコンビネーションを称える声も挙がった。
これまではトロサールが左サイドハーフとして出場し、三笘がベンチとなる機会が多かったため、ライバル関係のように報じられてきた。しかし前節のチェルシー戦から、トロサールがワントップ、三笘が左サイドハーフで起用されるようになると、息のあったプレーを披露。その間にチームも2連勝を飾るなど結果を残しているだけに、今後も2人のプレーに注目だ。(ABEMA/プレミアリーグ)