【プレミアリーグ】ウォルヴァーハンプントン2-3ブライトン(日本時間11月6日/モリニュー・スタジアム)
ブライトンの日本代表MF三笘薫の最大の武器と言えばドリブル。プレミアリーグ初挑戦から3カ月が経ち、徐々に自身の持ち味を発揮できるようになってきた三笘。今節ウォルヴァーハンプトン戦ではプレミア初ゴールを含む全得点にからむ活躍。もはや絶好調・三笘の高速ドリブルは、相手DFが3人で囲んでもファウルを犯すことでしか止められない”キレキレ”の域に到達。解説の福田正博氏も「特別なフェイントはしてないんですけど…」と驚きを隠せない様子で語った。
三笘はポッター前監督の下で迎えたシーズン序盤、途中出場からの起用が主だったが、デ・ゼルビ監督が就任して以降は出場機会を増やしている。今節は前節チェルシー戦に続いてスタメンに名を連ね、ブライトンの全3ゴールに絡む大車輪の活躍を披露した。
この61分の場面では、左サイドでボールを受けるとウォルヴァーハンプトンのマリ人MFB.トラオレと元スペイン代表DFジョニーの間をスルスルとスピードを上げてドリブル突破を試みた。これにはたまらずジョニーが足を出しファウルで止め、主審からイエローカードが提示された。
これにABEMAの解説者、福田正博氏は「綺麗にボールを動かしていたらなかなか相手を崩すことはできない。その中で三笘がすこし変化をつけるというのは、ブライトンの今季と昨季の違いかもしれません。特別なフェイントはしてないんですけど、ボール動かしながら、スピードの変化、方向を変える動き。相手を見ながら方向を変えていくので、相手の逆を突きますからね」と三笘を絶賛した。
視聴者からは「カード与えすぎ」「カードコレクター三笘wwww」「これは評価高くなるわ」「まじでネイマールやん」と、前半終了間際にレッドカードを誘発したプレーと合わせて感心の声が挙がった。
デ・ゼルビ監督就任後から三笘への風向きは変わっており、BBCの番組に出演した元イングランド代表FWリネカーは日本語で「ミトマさんは大変素晴らしいサッカー選手です」とコメント。イングランド国内での評価も高まっている日本最高のドリブラーの今後の活躍から目が離せない。(ABEMA/プレミアリーグ)