K・フィリップス

 マンチェスター・Cに所属するイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスは、ワールドカップ出場に向けてコンディションに問題はないことを口にした。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 今季マンチェスター・Cに加入したK・フィリップスは、9月15日に行われたトレーニング中に肩を負傷し、手術を敢行。現在まで戦線離脱は続いており、新天地での公式戦出場時間は、ここまで合計でわずか13分間にとどまっている。また、9月に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むイングランド代表への招集も辞退しており、開幕が迫るW杯への出場も危惧されていた。

 しかし、「もう肩の状態は万全だ」と語る26歳のボランチは、9日に行われるカラバオ・カップ3回戦のチェルシー戦でついにベンチ入りを果たす見込みだ。「ワールドカップに向けて可能な限り早い、7週間に渡る回復のプロセスを終えた。すべては上手くいっているよ」と現在の状況について話し、「もちろんしばらくプレーしてないけど、フィットネスの状態は良くなっているし、90分間プレーできると思いたいね」とコメント。W杯出場に向けては、「まだそこまで確信はできていない」としつつも、「メンバー入りに向け、かなり希望は持っているよ」と楽観的な姿勢を口にした。

 K・フィリップスは昨年開催されたEURO2020で、ボランチの絶対的なレギュラーとして活躍し、イングランド代表の決勝進出に貢献。今回のW杯でも、カタールの地で主力として活躍を見せることとなるのだろうか。