マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFラファエル・ヴァランはカタール・ワールドカップ(W杯)に間に合うようだ。

コンディションさえ整っていれば、開幕まであと2週間を切ったW杯のフランス代表入りが確実なヴァラン。先月22日に行われたプレミアリーグのチェルシー戦でハムストリングを痛めてしまい、時間との戦いに直面しているが、9日のメンバー発表に滑り込めそうだという。

フランス『レキップ』によると、ヴァランはランニングを開始。まだ治療が続いているが、リハビリは予定どおりに進み、ディディエ・デシャン代表監督も当てにできる状況との認識を深めているようだ。

また、ユナイテッドではW杯前の残る公式戦2試合も出場しない見込みだが、14日のフランス代表合流日までにトレーニング再開が可能性とも。まだ慎重を期す必要もあるが、チェルシー戦で負傷交代時に涙を流す姿が印象的だったヴァランは何とかW杯に間に合いそうだ。

ディフェンディングチャンピオンとして挑む今大会だが、MFポール・ポグバをはじめとする複数主力に欠場者が相次ぐフランス代表。守備陣の軸を担うヴァランが合流可能となれば、朗報といえるだろう。