セビージャに所属するメキシコ代表MFテカティート(ヘスス・マヌエル・コロナ)は、負傷によってFIFAワールドカップカタール2022の欠場が決まった。8日、メキシコ代表の公式『Twitter』で発表された。
セビージャでプレーする29歳のテカティートは、今年8月にクラブでの練習中に負傷。左腓骨骨折と足首のじん帯断裂という大ケガを負い、その当初からW杯出場は絶望視されていた。それでもテカティートは大舞台への夢を諦めずリハビリに取り組み続けたが、開幕を目前に控え、やはり復帰は不可能と判断されたようだ。
メキシコ代表を率いるヘラルド・マルティーノ監督は、テカティートのW杯欠場に関してコメント。「この決断は、医療スタッフ、フィジカルトレーナー、そして私の3人で話し合って決められたものだ。彼自身も、ワールドカップの舞台に立てるコンディションではないと私に伝えてくれた」と口にし、前回大会も経験した右サイドのスペシャリストをメンバー外とする決断の経緯を説明した。
メキシコ代表はグループCに入っており、22日に第1節でポーランド代表、26日に第2節でアルゼンチン代表、12月1日に第3節でサウジアラビア代表と対戦する。