リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミノが、カタール・ワールドカップ(W杯)の落選に心境を綴った。
【写真】ブラジルでは騒動に発展も‥代表落選に心境を綴るフィルミノ
ブラジルサッカー連盟(CBF)は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたブラジル代表メンバー26名を発表した。
22大会連続のW杯出場を決めたブラジル。そのメンバーが発表された中、フィルミノは選外となった。
2014年のブラジルW杯後に代表デビューを果たしたフィルミノは、コパ・アメリカや2018年のロシアW杯にも出場。これまで55試合で17ゴール7アシストを記録していた。
しかし、2021年7月を最後に出番はなく、今年9月の親善試合でも招集は受けたが出番はなし。チッチ監督の構想には入っていると言い難い状況だった。
また、覚醒しているFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス(ともにレアル・マドリー)や、FWガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)、FWハフィーニャ(バルセロナ)、FWリシャルリソン(トッテナム)、FWアントニー(マンチェスター・ユナイテッド)など好調のアタッカー陣が揃っていることもあり外れたが、ブラジル国内ではこの落選がひと騒動に発展していた。
そんな中フィルミノは自身のインスタグラムを更新。落選に落ち込みながらも、選ばれた選手たちへのエールを送り、成功を願った。
「たくさんの愛情がこもったメッセージありがとう」
「ワールドカップは全ての選手にとって夢であり、僕にとってもそれは同じことだ」
「昨日は、僕が想像したり、夢みたりしたようには行かなかったけど、振り返れば、すでにこの夢や他の多くの夢を生きることを許してくださった神様に感謝している」
「主よ、あなたは彼を完全に平和に保ち、その目的は揺るぎません。彼はあなたを信頼しているからです」
「この場を借りて、招集された選手たちに敬意を示すとともに、祝福したいと思う。これまでも、そしてこれからも、国を代表することは光栄なことだ」
「僕はここで、神様がベストを尽くしてくれると確信し、6度目の優勝を成し遂げることを応援している」
【写真】ブラジルでは騒動に発展も‥代表落選に心境を綴るフィルミノ