9月中旬に左膝の内側側副靭帯の部分断裂で戦列を離れている日本代表DF板倉滉。現在の状態について、所属クラブであるボルシアMGのダニエル・ファルケ監督が口を開いた。

 指揮官は11月9日に行なわれた第14節で、ボーフムに1-2で敗れた試合の後、記者会見で板倉らDF陣の状態について問われ、このように語った。現地メディア『Gladbach Live』が伝えている。
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「コウは我々にとって重要な選手だ。昨日、彼は全体トレーニングの一部に参加した。このまま順調に進めば、今後の2日間も同じようにトレーニングできるだろう。我々は慎重に見極める必要があるが、彼には一日も早く、できるだけ早く戻ってきてほしい。

 だが、コウは2か月半近く休んでいるんだ。トレーニングに2回参加できたからといって、すぐに試合出場と考えるべきかどうかは疑問が残る。同じように(負傷している)DFトニー・ヤンチュケの具合も関係するだろう。ドルトムント戦(11日)までに、できるだけ負傷していた選手たちが万全な状態で戻ってくるのを願っている。しかし無理は禁物だ」

 カタール・ワールドカップに臨む日本代表にも選出されている板倉。リーグ中断となる最後の試合、ホームでのドルトムント戦でのメンバー入りも不可能ではないようだが……。動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部