11月13日に開催されたリーグ・アンの第15節で、首位のパリ・サンジェルマンはホームでオセールと対戦。5-0の圧勝を飾った。

 ワールドカップ前最後となったこの試合で、28分にヒヤリとさせるシーンがあった。ネイマールが敵の右SBポール・ジョリに激しいタックルを受けたのだ。跳び上って倒れたものの大事には至らず、その後もプレーを続けている。

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 スペイン紙『Mundo Deportivo』はこのシーンについて、「ワールドカップの数日前に誰もが心配したキック」と見出しを打ち、「このブラジル人選手は強烈な攻撃を受けた。彼は相手のDFを引きつけて近づくとボールを放したが、手遅れだった」と伝えている。

「カタール・ワールドカップの開幕わずか1週間前で、わずかな怪我や間違った動きが大惨事になる可能性がある。ネイマールはリーグ・アン第15節のオセール戦で、サッカー界を凍らせるタックルを受けた」

 記事は「接触は彼をフィールドから連れ出すほど致命的ではなかったが、その画像は人々を心配させ、SNSで反響を読んだ。状況を過度に誇張して、彼がまた演技をしたと非難する人もいた。いずれにせよ、多かれ少なかれ接触はあり、地面に転がった」と続けている。

 ビッグトーナメントが控えているだけに、怪我に至らなかったのは幸いだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部