イングランドで躍動する日本代表アタッカーに、ドイツの名門が関心を持っているようだ。

 主に移籍情報について発信しているイタリアメディア『Calciomercato.com』は11月12日、「ドルトムントが日本人に注目」と題した記事を掲載。「2025年でブライトンとの契約が切れる25歳のウインガー、カオル・ミトマ(三笘薫)をドルトムントが気に入っている」と伝えた。

 ユニオン・サン=ジロワーズでの1年レンタルを経て、今シーズンからプレミアリーグのブライトンでプレーする三笘は、序盤はバックアッパーだったものの、グレアム・ポッターからロベルト・デ・ゼルビへの政権交代を機に出場時間が増加。2試合連続ゴールを挙げるなど、一気に注目度が高まっている。
 
 この『Calciomercato.com』の報道を受けて、日本代表アタッカーが昨シーズンにプレーしていたベルギーのメディア『voetbal nieuws』も、三笘の“大きな移籍”の可能性を報じている。

「ミトマはブライトンでも大成功を収めている。日本のサイドプレーヤーは、昨シーズンのユニオンですでに嬉しい驚きをもたらし、29試合で8ゴール・4アシストを記録した。ブライトンではバックアッパーとして今シーズンをスタートさせたが、ここ数週間は先発を務めている。すぐにでも彼に素晴らしい移籍がもたらされる可能性がある」

 同メディアは「ドイツの副チャンピオンは、強力な移籍政策で知られており、いまミトマを注視しているようだ」とし、こう続けている。

「ドルトムントの左サイドでトルガン・アザールの主要なライバルになる可能性がある。このベルギー代表は、定期的にベンチスタートとなっており、しばしば左サイドバックとしてプレーさせられる難しいシーズンを送っている」

 かつて香川真司が活躍したビッグクラブの動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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