現地時間11月14日、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに所属するDFセルヒオ・ラモスが自身のSNSを更新。カタール・ワールドカップに臨むスペイン代表のメンバー落選後、初めて心境を綴った。

 S・ラモスは昨シーズンこそ負傷などに苦しみ、思ったような活躍ができなかった。しかし今シーズンはここまで公式戦20試合に出場し、チームで揺るぎない立場を築いている。パフォーマンスも向上しており、スペイン代表復帰への期待も高まっていた。

 しかし、ルイス・エンリケ監督から、36歳のベテラン戦士に声がかかることはなかった。

 カタールW杯によるリーグ中断を前に、自身のインスタグラムでS・ラモスは「昨シーズンは、怪我や新しいクラブ、新しい街への適応のために大変な苦労をした。僕は常に自分自身のために設定した目標と野心に導かれ、回復し、いつも通りの感覚を取り戻すために、身も心も捧げた」と振り返っている。
【画像】「それでも朝には太陽が昇る」素直な心境を綴ったS・ラモスの投稿をチェック
「幸いなことに、今シーズンは自分らしさを取り戻して、パリのような素晴らしい街と素晴らしいクラブでフットボールを楽しんでいる。

 W杯は? もちろん、実現したい大きな夢の1つだった。叶えば5回目の出場となるはずだったが、残念ながら自宅で観戦することになった。

 タフな経験だが、それでも朝には太陽が昇る。僕は自分自身のことは何一つ変えるつもりはない。僕のメンタリティ、情熱、献身的な姿勢、努力、チームへの献身も。24時間フットボールについて考えている。

 これが今の僕の気持ちなので、皆と分かち合いたかった。応援をありがとう。これから先もたくさんのチャレンジと目標がある。またすぐにお目にかかるよ。そして、彼らの成功を祈っている! バモス、エスパーニャ!」

 この投稿には、ファンから「僕らの永遠のキャプテン」「そういうところが好きだよ」「エンリケ政権が終わったら彼は代表に復帰するだろう」「間違いなく代表チームには君が必要だったよ…」と言った声が寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部