カタールワールドカップ開幕まで、あと1週間に迫った。ドイツ紙『シュポルト・ビルト』が、ドイツ代表の初戦の相手となる日本代表に注目し、アイントラハト・フランクフルトに所属する鎌田大地やSCフライブルクの堂安律を、警戒すべき選手として挙げている。
鎌田は今季、フランクフルトで公式戦22試合に出場し12得点4アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、トッテナム戦で自身初のCL初ゴールを決めた後、マルセイユ戦とスポルティングCP戦でもゴールを決めて、3試合連続ゴールをマークしている。フランクフルトの中心選手として活躍しており、W杯に向けて良い調子だ。
同紙は日本代表について「彼らはドーハで良い思い出が無い」と伝え、約29年前のドーハの悲劇を取り上げた。その上で「現在は若い選手とベテランの選手、あるいは経験豊富な選手が混在している。その傾向は明らかに上向きだ」と報じ、「主柱はブンデスリーガでプレーする堂安と鎌田だと思われる。どちらも絶好調」と評価した。そして、鎌田に関しては「今や彼抜きの日本代表は考えられない」とし、警戒感を強めている。