ユベントスのMFアンヘル・ディ・マリアが、カタール・ワールドカップ後にアルゼンチン代表から引退する意向であることを明かした。

ディ・マリアの代表デビューは2008年9月。ブラジルW杯・南米予選のパラグアイ戦だった。その後の招集はまばらだったが、2010年のブラジル大会でメンバー入りを果たし、以降はチームの常連に。W杯は今回のカタール大会を含めて4回出場し、昨夏のコパ・アメリカでは優勝を収めた。

今年3月には、母国で行われた南米予選のベネズエラ戦の後、「これがアルゼンチンで最後の代表戦」とコメントし、カタールW杯後の代表引退を示唆していたディ・マリア。このたび、アルゼンチン『La Nacion』のインタビューで、改めて大会後の引退を発表した。

「3月にアルゼンチンで最後の代表戦だと言ったけど、僕ももう34歳だ。これが最後のW杯になることはわかっている。正直なところ、4回もW杯に出られるなんて驚いているんだ」

「本当に素晴らしいことで、これまでもこれからも誇りに思っていくことだろう。僕らの国の選手の数と質を考えると、代表で何年も活躍することは簡単じゃない」

「批判も多かったけど、124試合も出場することができた。誰もができるわけじゃない。常に初めてのような気持ちで楽しんでいたよ」

なお、アルゼンチン代表では、10月にリオネル・メッシもカタールW杯を最後に身を退くことを発表している。