レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWエデン・アザールが、現在の胸中を明かした。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在31歳のアザールは、2019年夏にチェルシーから1億ユーロ(約145億円)という高額な移籍金でレアル・マドリードに加入したものの、度重なるケガや若手選手の台頭もあり、現在に至るまで本領を発揮できず。今季もここまで、ラ・リーガとチャンピオンズリーグを合わせて公式戦6試合の出場に留まっており、満足な出場機会は得られていない。
レアル・マドリード退団の可能性について聞かれたアザールは「僕には家族がいて、街が好きなので、1月の退団は無理だ。でも、来夏なら可能性はあるかもね。契約はあと1年残っているし、それはクラブの決定だ。クラブから『エデン、4年間ありがとう、でも出て行かなくちゃ』と言われたら、それを受け入れないといけないのが普通だ。でも、もっとプレーしたいし、自分がプレーできること、自分が良い選手であることをもっと示したい」と複雑な思いを抱えていることを明かした。
また、FIFAワールドカップカタール2022に臨むベルギー代表については、「良い選手がいるし、良いチームだ。しかし、自分たちよりも優れたチームがある。ブラジル代表やアルゼンチン代表、フランス代表もね」と自身の見解を述べた。
レアル・マドリードでは出場機会に恵まれていないアザールだが、果たしてカタールW杯で活躍を見せることはできるのだろうか。