ポルトガル代表MFジョアン・マリオ(ベンフィカ)が、注目が集まっている同代表のチームメイトであるFWクリスティアーノ・ロナウドとMFブルーノ・フェルナンデスについて言及した。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 マンチェスター・Uに所属するC・ロナウドはイギリス人ジャーナリストであるピアーズ・モーガン氏との独占インタビューで現在のクラブに対する考えを激白。クラブやエリック・テン・ハフ監督との関係性を赤裸々に明かしたことが大きな波紋を呼んでおり、同クラブは「クラブは完全な事実関係を確認した後、今後の対応を検討する」と声明を発表する事態となっている。

 そんななか、ポルトガルサッカー連盟(FPF)はFIFAワールドカップカタール2022に臨むポルトガル代表に合流した選手たちの様子を公開。そこで話題になっているのが、衝撃の告白をしたC・ロナウドとマンチェスター・Uでも同僚のB・フェルナンデスが代表で再会した場面で、両選手はぎこちなく握手を交わしたことで不和の噂が浮上している。

 主力両選手の不仲はW杯を戦うポルトガル代表にとって大きな影響を与えることになりそうで注目を集めているが、J・マリオは「誰もがいつもクリスティアーノについて語っているので、僕たちにとって問題はない」とこの物語がチームに影響を与えることはないと語った。

「彼は代表チームにいるときはいつも幸せそうだ。昨日彼に会ったが、いつものように元気だった。彼が前に言ったように、ここにいられることは彼にとって常に喜びだ。あのインタビューが彼や他の誰かにさらなるプレッシャーを与えるとは思わない」

 さらに、公開された映像は人々に誤解を与えたとの見解を明かしたJ・マリオは、C・ロナウドとB・フェルナンデスは素晴らしい関係にあることも強調した。

「僕はあの場所にいてすべてを見ていた。とても面白い瞬間だったが、外からは誤解されてしまったようだ。ブルーノは遅れて、最後の方の到着になった。クリスティアーノはそれを受けて『ボートで来たのか?』と訪ねたんだ。あの映像が様々に解釈できることは理解している。でも、あれは彼らの中での冗談だった。2人に何の問題もないよ」