ニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーは、今回が自身にとって最後のワールドカップ(W杯)になるだろうと語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
右サイドバックのし烈なポジション争いを勝ち抜き、20日から開幕するカタールW杯に向けたイングランド代表のメンバーに選出されたトリッピアー。DFリース・ジェームズがケガで選外となったほか、負傷明けのDFカイル・ウォーカーもコンディション調整が必要なことから、21日に行われるグループB初戦のイラン代表戦では先発が予想されている。
大一番を前に32歳のトリッピアーは自身の代表キャリアについて語り、これが最後のW杯になるだろうと断言。それでも代表引退は考えず、求められる限りはプレーを続けたいと意気込んだ。
「僕は現実的な人間だ。そして、代表でこれからポジションを争うのは22歳とリースと24歳のトレント(・アレクサンダー=アーノルド)だと理解している」
「自分が彼らより、10歳年上であることもわかっている。だから、自分の現実的な考えを言うのであれば、次のワールドカップが4年後であることを考慮するとおそらく僕は代表にいないだろう」
「だからと言って、引退すると言うつもりはない。信じられないような競争相手、自分より若い選手と戦うことは尊重する必要がある。それでも、監督から諭されるまでイングランド代表を引退することはない。そして求められれば、常に全力を尽くすよ」
「ポジションを争うのはとても優れた右サイドバックで、しかもとても若い選手たちだ。だから、僕はできる限り長く、できる限り高いパフォーマンスをし続けなければならない。決して諦めたりはしないよ」