4年に一度のお祭りワールドカップ(W杯)。カタール大会の開幕までついに1週間を切った。

【写真】大人気のメキシコ代表新ユニフォーム

各国のファンも盛り上がりを見せる中、注目の1つが大会で着用されるユニフォームだ。『Footy Headlines』によると、今大会の中でもメキシコ代表のアウェイユニフォームが特に人気だという。

アディダスがサプライヤーを務めるメキシコのアウェイユニは古代文明が着想源。ミシュテカアートとアステカの神々をモチーフにしており、キャッチーな総柄プリントの中に、アステカ神話の神であり、人間の身体的な能力を表すケツァルコアトルが持つ蛇の身体のデザインをあしらっている。

だが、メキシコ代表のアウェイユニが欲しくても、それを日本の人々が手にすることは事実上不可能だという。

その理由は、他の多くのアディダス製のユニフォームがベトナム製なのに対し、貿易制限のあるメキシコに関してはメキシコ国内での生産。さらにアディダスの予想をはるかに上回る注文数が入り、特にメキシコ国外ではそれは顕著だという。

また、『Footy Headlines』はメキシコでのユニフォームの生産は東南アジアでの生産と比べてコストがかかるため、大量生産することは難しいと予想している。

実際、メキシコ以外のアディダス公式サイトでこのユニフォームはまだ発売されておらず、『Footy Headlines』は「同じように人気のある日本代表のユニフォーム(ベトナム製)が日本以外でも購入できることから裏付けられる」と結論付けている。

果たして、メキシコ代表のアウェイユニを他国に人々が手にするチャンスをあるのだろうか。

※記事写真は1つ前のアウェイユニフォーム

【写真】大人気のメキシコ代表新ユニフォーム