マンチェスター・Cのイングランド代表DFカイル・ウォーカーは、FIFAワールドカップカタール2022のグループステージ初戦を欠場するようだ。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ウォーカーは10月2日に行われたマンチェスター・Uとの“マンチェスター・ダービー”にて、鼠径部を負傷。カタール大会参戦のために、同箇所の手術を受けていた。代表チームを率いるガレス・サウスゲート監督は、ウォーカーに関して「グループステージ終了までに準備を整えることを期待している」と語っている。

 同選手は16日にカタールでの最初のトレーニングを行ったものの、イギリスのテレビ局『ITV』に対し、「おそらく最初の試合(へ間に合わせるに)は短すぎるが、それ以降は良いコンディションになると思うし、準備は出来ている」と答えた。

 また、手術に携わった理学療法士にも感謝を伝えている。

「自分を、完全な健康に戻してくれた理学療法士の功績だ。心配したことは1度も無かった。いつも自分を信じなければならない。手術が必要だと言われたとたんに、フィールド内外で正しい準備をし、正しいことを正しく行い、前身することは大丈夫だと確信していた」

 イングランド代表は日本時間の21日22時からイランと対戦。同26日4時にアメリカと戦い、同30日4時からウェールズとグループステージの最終戦を戦う。

 56年ぶりの世界王者を目指すイングランド代表。そのためには、ウォーカーの力も必要になってくるだけに、復帰時期とコンディションに注目が集まる。