森保一監督率いる日本代表は今月23日にFIFAワールドカップ・カタール大会のドイツ戦を控える中、17日にカナダ代表との強化試合を行う。そのカナダ戦のスタメンが公式発表されたが、GK権田修一(清水エスパルス)や相馬勇紀(名古屋グランパス)の先発起用にファンに関心が集まっている。
森保一監督はカナダ戦を前に、MF遠藤航(VfBシュツットガルト)やMF守田英正(スポルティングCP)、MF三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)、DF冨安健洋(アーセナル)の欠場を明言。怪我明けのFW浅野拓磨(VfLボーフム)やDF板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)の先発起用方針も明かしたほか、中盤ダブルボランチについては田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)と柴崎岳(レガネス)の構成になる可能性を示唆していた。
そんな中で迎えるカナダ戦では、指揮官の公言通り田中碧や柴崎岳、浅野拓磨、板倉滉がスタメン入り。これまで出場機会が少なかった相馬勇紀(名古屋グランパス)が左サイドハーフで抜てきされたほか、南野拓実(ASモナコ)がトップ下で先発に名を連ねた。
この森保一監督の起用法には「この試合で本戦の期待度は大きく変わる」、「板倉滉出れるだけ回復していてよかった」、「南野拓実トップ下か!」といったコメントが数多く寄せられている。
また相馬勇紀は海外移籍の可能性が報じられているだけに「相馬勇紀は海外挑戦できるといいな」、「相馬はチャンスを掴んでほしい」、「また欧州クラブのスカウトに見つかっちゃうのかな…」といった声も上がっている。
ただ一方でGKシュミット・ダニエル(シント=トロイデンVV)ではなくGK権田修一(清水エスパルス)が先発出場することに対しては「森保一監督は権田修一がファーストチョイスか」、「シュミット・ダニエルはPK止めていたのに…」、「本戦も権田で行くつもりなのか…」と疑問の声も沸き起こっている。
カタールW杯グループリーグ初戦のドイツ戦まで残り1週間を切っている森保ジャパン。最後の強化試合でどれだけの成果を得られるのか注目が集まる。