元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が11月17日、自身のYouTubeチャンネルで、同日に開催された日本対カナダについて持論を展開している。

　FWのプレーについて特に語気を強めた闘莉王氏は、「FWの位置が大事。FWが下がったら、（全体の）ラインも下げないといけない」とコメント。先発した浅野拓磨については、「目につくんだよね。良いボールが入ったのに、トラップして味方に渡すことができていない」と述べた。
 
　一方、後半開始から出場した上田綺世については、「良い。良い。ファールもらったり、キープしたり、味方につないだり、少なくともこういうことをしてくれたほうが助かる」と称賛。「ドイツ戦で上田の先発あり？　ボールを取られていないし、嫌な存在になってきている」と語った。

　FWには前線からの守備などのタスクもあるが、闘莉王氏は「FWがボールを取られなければ、追いかける必要がない」と話す。元日本代表DFならではの視点だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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