カタール・ワールドカップ(W杯)を前に、悲しいニュースが舞い込んできた。

【写真】ソサと妻と娘の家族ショット

ウルグアイ代表のメンバーに入ったGKセバスティアン・ソサ(36)の母が他界。ディエゴ・アロンソ監督は、17日の午後のトレーニングを中止した。

ウルグアイサッカー連盟(AUF)は声明を発表した。

「ウルグアイ代表のメンバーは、セバスティアン・ソサの母である、イレーネ・シルバさんが無くなったことを深く悲しみ、とても残念に思っています」

「我々はこの難しい時を迎えているセバスティアンにどう国し、彼を取り巻くすべての人々のために力を尽くすことを願います。安らかに」

報道によれば、ソサは即座にウルグアイへと帰国し、母と最後の別れを行うとのこと。AUFのガストン・テアルディ副会長はアメリカ『テレムンド』に対し「衝撃は凄まじかった」とコメント。「我々は彼がモンテビデオに行くことを決定した。専用飛行機を要した」とチャーター機を用意したと明かし、葬儀などが終了次第、そのままカタールに戻ってくることになるという。

ソサはペニャロールやボカ・ジュニアーズ、べレス・サルスフィエルド、パチューカなどウルグアイ、アルゼンチン、メキシコのクラブでプレー。今年ウルグアイ代表に初招集され、36歳という年齢で代表デビュー。そしてW杯のメンバーに選ばれていた。

なお、ウルグアイ代表は19日にカタール入り。UAEのアブダビでトレーニングを行っているが、今回の中止により、トレーニングのスケジュールを変える可能性もあるようだ。

グループHに入っているウルグアイは24日に韓国代表と初戦を戦う。

【写真】ソサと妻と娘の家族ショット