イングランド代表FWフィル・フォーデン(マンチェスター・C)が、FIFAワールドカップカタール2022に向けた意気込みを語った。18日、国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイト『FIFA.com』がコメントを伝えている。

 7大会連続16度目のW杯出場となり、1966年大会以来56年ぶり2度目の優勝を目指すイングランド代表。本戦ではグループBに入り、21日にイラン代表、25日にアメリカ代表、29日にウェールズ代表と対戦する。

 22歳のフォーデンにとっては今回のカタール大会が初のW杯挑戦となる。所属するマンチェスター・Cではすでに主軸として活躍するなど、”将来のトップスター候補”との呼び声も高い同選手。「リオネル・メッシやネイマール、キリアン・エンバペといった選手たちは今の僕よりも遥かに上のレベルにいるけど、いつかは僕もそこに行けると思いたいね」と語りつつ、W杯に向けた意気込みを次のように示した。

「小さな一歩を積み重ねていくことが重要なんだ。クラブで培ってきたものを代表チームでも発揮したい。今年はクラブで多くのゴールを決めているので、代表チームでもそうなると良いね。ワールドクラスになるためには、大きな試合、そして大きな決勝戦でゴールを決めなくてはならない。僕はそれが可能だと思っているよ。それを目指しているし、楽しみにしているんだ」

 イングランド代表としてはここまで18試合に出場し2ゴールを挙げているフォーデン。しかし、同選手は「代表チームで僕のベストを見たか? 間違いなく違うね」とコメントしつつ、さらなる活躍への自信を次のように語った。

「ほかの選手のことをよく知らないままプレーするのは難しかったし、それぞれの選手について学ばなければならないこともあった。彼らが得意とするプレーや癖、細かいところについてね。僕は代表チームでも十分な実績を積んだと思っている。このW杯でそれを発揮したいと思っているよ」

「代表チームではこれまでにもっと得点できたと思っている。僕たちのチームはピッチ上のあらゆる場所で高いクオリティを持っているからね。いつまでもハリー・ケインに頼っているわけにもいかない。今大会では僕たち攻撃的な選手がステップアップする必要があると思っているよ」

 カタールの地でフォーデンはどのようなパフォーマンスを披露するのだろうか。活躍に大きな期待がかかる。