元スペイン代表のマルコス・セナ氏が、カタール・ワールドカップに臨むチームへ自身の見解を示した。『TMW』が伝えている。

現役時代に長らくビジャレアルで活躍したセナ氏は、2006年から2010年にかけてスペイン代表でも活躍し、ユーロ2008では主力として優勝した輝かしいキャリアを持つ。

W杯を制した2010年のメンバーには惜しくも選ばれなかったが、12年ぶりの世界制覇を目指すラ・ロハをセナ氏が分析。結果を予想することは困難としながらも、若手とベテランが上手くミックスされたスカッドだと高く評価した。

「我々は彼らの躍進を信じなければならないし、そのためにみんなで応援しないとね。このスペイン代表は若い選手と経験豊富な選手で構成されており、私の目から見ても良いチームだと思う。その点についてポジティブであることは確かだね」

セナ氏はまた、個人的に19歳のペドリに注目しているとのこと。ルイス・エンリケ監督が選んだメンバーに不満はないとしつつも、現役時代にスペイン代表で共闘し、現在は自身の古巣であるビジャレアルでプレーするラウール・アルビオルの勇姿を見たかったと本音も明かした。

「ペドリの言葉を借りれば、彼は若い選手だが王者の風格を持つ選手だ。彼は文字通り、私を熱狂させてくれるよ」

「ルイスは監督としてもコーチとしても常に自分のスタイルと選手たちに忠実であり続けた。ただ、私としてはラウール・アルビオルを見たかったけどね」