カナダ戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露した
日本時間20日の25時からスタートするワールドカップ・カタール大会。開幕戦は開催国カタールとエクアドルが対戦する。日本代表は23日にドイツとの一戦が予定されている。
英『BBC』はW杯の開幕前に、「注目すべき10人のニュープレイヤー」として興味深い選手をピックアップしている。スペイン代表のMFペドリ、MFガビ、クロアチア代表のDFヨシュコ・グバルディオルが並ぶ中で、日本代表のMF鎌田大地もこの10人の一人として名前が挙げられている。
「彼は決して若い選手ではありませんが、鎌田大地はすぐにプレミアリーグで見られる選手であり、エヴァートンが獲得レースでリードしていると伝えられています」
同メディアではこのように鎌田のことを伝えている。前述したペドリらに比べると若くはないが、それでもまだ26歳だ。近年は選手寿命も延びており、数年で衰えが見え始めるということはないだろう。
移籍については別のメディアで話しており、独『Sport1』のインタビューによると、すでに契約延長の話は行っている様子。冬の移籍市場でフランクフルトを離れることはないようだ。その後については明かしていないが、延長の話がまとまれば今後も長谷部誠と共にフランクフルトでプレイすることになる。
鎌田の評価は今季とくに上がっており、それはクラブでも日本代表でもだ。森保ジャパンではトップ下として絶対的な1番手として君臨しており、先日のカナダ戦では一つポジションを下げたボランチでもプレイしている。ボール奪取能力と展開力が光っており、カナダ戦では本職の柴崎岳と田中碧よりも輝きを放ってきた。
ボランチでの起用も悪くないが、今季残している得点数をトップ下として代表でも発揮してほしい。カナダ戦は幸先よく相馬勇紀が先制ゴールを挙げたが、その後は得点が生まれず、カナダ代表に逆転負けを喫している。日本代表は得点力不足に陥っており、鎌田が救世主となるのだろうか。