ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。全64試合を無料生中継するABEMAでは、グループごとにW杯出場国の見どころを解説。グループGを「魔法使いたちの共演」と紹介した。
【映像】“ブラジルの至宝”ネイマール、有終の美を飾れるか
まずは、ペレ、ジーコ、ロナウジーニョと次々と華麗なテクニシャンを生み出し、世界を魅了してきたサッカー王国ブラジル。今大会の目玉はボールに魔法をかける男、ネイマール。ブラジルの至宝が見せる足技はもはやマジック級だ。ネイマールは今大会で代表からの引退を表明しているが、ラストチャンスに見据えるものはただひとつ、まだ手にしていないW杯の頂点。果たして有終の美を飾ることはできるのか。
日本では「ピクシー」と呼ばれ、魔法の足技を見せてくれたストイコビッチ。監督としても魔法の杖で勝利を重ね、セルビアをワールドカップに導いてみせた。注目は、そのピクシーの後継者であるタディッチ。変幻自在の左足でワールドカップの妖精として大ブレイクなるか。
一方、W杯予選でマジックのような番狂わせを演じたのがスイス。ヨーロッパ王者のイタリアを抑えて出場権を獲得。さらに去年からフランス、ポルトガル、スペインと格上たちを相手に立て続けのジャイアントキリングを達成。本大会でも番狂わせを起こせるか注目が集まる。
アフリカ勢最多の8回目の出場となるカメルーン。90年イタリア大会では、アフリカ勢初のベスト8となり旋風を巻き起こし、2000年シドニー五輪では金メダルに輝き世界を驚かせた。代表最多137試合出場の経験を持つレジェンド、ソング監督が率いるカメルーンは新たな魔法を見せられるか。
写真:アフロ