元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が11月18日、自身のYouTubeチャンネルで、前日に行なわれたカナダ戦に出場した日本代表選手に苦言を呈した。

 指摘したのは、右SBで先発した酒井宏樹のプレーだ。

「すごく気になっているところがあって、あの気合が少し間違えれば空回りになる。わけの分からないタックルとか本当に危ないスライディグがどんどん出てきている」

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 闘莉王氏は「今回のワールドカップはVARがあるし、すごく心配。ちょっとしたことでも退場になる。少しでも足の裏を見せて、相手に掛かるようなことがあれば退場なんで」と懸念を示した。

「もっと気にしなきゃいけない。森保(一監督)さんの注意が必要だと思うし、森保さんだけでなく、(主将の吉田)麻也も(酒井に)注意しなければいけない。気合も大事だし、モチベーションを高く保つのもすごく大切だけど、一線を越えるとすごく危ない」

 32歳の酒井はこれが3大会連続のW杯出場となる。経験豊富とはいえ、気合が空回りしないか危惧しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部