カタール・ワールドカップ(W杯)グループA開幕戦、カタール代表vsエクアドル代表が20日に行われ、0-2でエクアドルが快勝した。
オランダ代表とセネガル代表も同居しているグループA。
初のW杯に臨むカタールと、2大会ぶり4度目の出場となったエクアドルの開幕戦。
開催国カタールはアルモエズ・アリとアフィフの強力2トップによる[3-5-2]で臨み、エクアドルはカイセドやエストゥピニャン、インカピエらがスタメンに名を連ねた中、エネル・バレンシアとエストラーダの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだ。
試合は開始3分に動きかける。FKの流れからエネル・バレンシアがヘッドで押し込むと、VARが介入。オフサイドがあったとしてノーゴールとなった。
それでも良い入りを見せたエクアドルが押し込む流れが続くと、15分にPKを獲得する。エストラーダのスルーパスに抜け出したバレンシアがボックス内に侵入。GKに足を引っ掛けられてPKを獲得した。このPKをバレンシア自ら決めてエクアドルが先制した。
攻勢が続くエクアドルは31分に突き放す。右サイドからのプレシアードのクロスをバレンシアがヘッドで叩き込んだ。
成す術のないカタールは前半ラストプレーにようやく好機を演出。しかし右クロスに合わせたアルモエズ・アリのヘディングシュートは枠を捉えきれなかった。
2点をリードしたエクアドルが後半も主導権を握ると、55分にイバーラがGK強襲のシュートを浴びせて牽制。その後もエクアドルがカタールの反撃を許さず時間を進めた。
結局、後半も危なげなく試合を運んだエクアドルが快勝で開幕戦を制し、白星発進としている。