W杯の名場面とともにミスへの考え方を明かす
カタール・ワールドカップ(W杯)が現地時間11月20日に開幕した。元日本代表MF本田圭佑は、W杯の名場面とともにサッカーにおける“ミス”に対する考え方を語っている。
W杯全64試合を無料生中継する「ABEMA(アベマ)」の公式YouTubeチャンネルは「【自分をコントロールする】”本田圭佑”流 『ミス』をどう捉えるか」と題した動画を投稿。本田は「W杯の舞台でやってはいけないミスとは?」との問いに対して「究極的にはやってはいけないミスなんてない。どのミスも重要だし、ある意味で言えばどのミスもやってはいけない」「でも、僕はそれだとサッカーが面白くなくなる。やってはいけないミスはサッカーにはなくて、ミスをリスクとしてはらんでいるからこそ、サッカーは面白い」と持論を展開。
動画では、1998年フランスW杯のアルゼンチン戦で退場した元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が、4年後の日韓W杯のアルゼンチン戦でPKを決めて勝利に貢献するまでのストーリーを紹介。まさにミスから生まれたW杯の物語だ。
その後、本田は「ミスをした時の気持ち」について言及。「状況にもよるんですけど、ミスに対する考え方や前提条件を自分のなかで定義付けておかないと、相手や戦術によってはミスは生まれます」と指摘し、「僕があえて言いたいのは、ミス自体がやってはいけないことではなくて、ミスに対する考え方をネガティブに捉えないようにしっかり自分をコントロールすることが大事」と、ミスとの付き合い方を語っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)