体調不良により遅れて合流、本大会初戦に向けコンディションアップを視野

 日本代表チームへの合流が遅れ、心配されたMF三笘薫(ブライトン)だったが、11月20日の練習を終えてミックスゾーンでの取材に応じ、「ドイツ戦には間に合います」と力強く言い切った。

 今月9日のアーセナル戦後に体調を崩した三笘は、「5日ぐらいしっかり休んで、今は上げている状態」と経過を説明し、現在の体調について「試合をあまりしていないので、ちょっと分かりにくいところはありますが、問題ないと思います」と、語った。

 チームへの合流が遅れたことで「暑さのところは少し心配でしたが、入ってもう慣れていますし問題ないと思います。やれることは体調不良になってもやってきているので、そこまで心配していない。チームに迷惑はかけたし、カナダ戦も出られなかったので、切り替えるしかないが、勿体なかったなと思っている」と、チームで活動ができなかった時間について語った。

 昨日から練習は冒頭のウォーミングアップのみの公開となったが、三笘は途中から別練習になっているといい、まだ完全復帰はできていないと明かした。それでも、心肺機能についても「ドイツ戦までには100%に戻せると思う。練習は途中から抜けている形ですが、全然、ドイツ戦までには間に合います」と、3日後の重要な一戦への出場に意欲を見せた。

 ドイツ戦に向けてのイメージも、しっかりできている。「チャンスは少ないと思うので、そこでやり切ることだったり、CKを取ることだったり、FKを取ることだったりが求められていると思うので、そこをやるということ。不用意なロストは危険なので、そういうところは気を付けたい」と、語っている。

 W杯という舞台には、気負いはなく「始まったら緊張感も出てくると思いますし、(試合の)前日になったらもう少し緊張すると思いますが、やってきたことに後悔はないですし、やれることをやるだけ。チームの力になれるように、しっかりコンディションを上げることと、チームとして協力して戦うことが大事だと思う」と、力強く言う。

「1試合目にトップコンディションを持ってくるところを考えていますし、スタメンでも途中出場でも出た時にインパクトを残すというか、チームの力のために頭を整理したい。チームの戦術もあるので、そこをうまく使いながら特長を出す。3戦を通してグループリーグを突破する方法を考えないといけない」と、決勝トーナメント進出を見据えた。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)