現地時間11月21日の16時、カタール・ワールドカップのグループBのイングランド代表対イラン代表の一戦がキックオフされた。
キックオフの直前、イングランド代表の面々は膝をピッチにつく行動に出た。この行為は、2020年にジョージ・フロイドさんが警察官の不当な扱いによって亡くなったことをきっかけに、人種差別根絶への姿勢を示すために始まったものだ。
試合の前日会見で、イングランドのガレス・サウスゲイト監督は、選手たち主導で試合前の“膝立ち”が行なわれることを明かしていた。
「今回は最も大きな舞台だ。選手たちがここ数日話し合って、全員で決めた」
大舞台で人種差別への明確な抗議の意を示した“スリーライオンズ”。66年大会以来の優勝を目ざし、好スタートを切れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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