中盤のポジションでフル出場を果たしたベリンガム

欧州の各ビッグクラブから熱視線を浴びているドルトムントの19歳MFジュード・ベリンガムが、W杯デビュー戦でいきなりゴールをゲットした。
 
イングランド代表のカタールW杯初戦となった21日のイラン戦で、先発出場を果たしたベリンガム。35分に左サイドバックのDFルーク・ショーがクロスをあげると、ボックス内で構えていたベリンガムがヘディングでこれを合わせ、チームに先制ゴールをもたらした。
 
英『BBC』はこのベリンガムのゴールに対し、「ヘイ、ジュード!」とSNSで発信。「イングランド代表での初ゴールを最大の舞台で記録した」と彼のゴールを称えた。
 
また、イングランド代表のW杯最年少得点者は、1998年のフランスW杯にて18歳190日の若さでゴールを決めたマイケル・オーウェン氏となっているが、今回ゴールを決めたベリンガムがそれに次ぐ若さ(19歳145日)であることも、同メディアは伝えている。
 
この試合のベリンガムは先制ゴール以外の場面でも随所に存在感を発揮し、3ゴール目や6ゴール目の起点にもなった。所属するドルトムントではここまで公式戦22試合の出場で9ゴール3アシストを記録しており、ゴール意識の向上が今回の先制点に繋がったとも言える。今大会では、得点に絡むベリンガムの活躍に期待できそうだ。