自慢のドレッドヘアに赤、白、青の3色のラインを入れる
ワールドカップ(W杯)は、サッカー選手の誰もが夢見る舞台だ。そのピッチに立つことができる選手は、ごくわずかしかいない。
カタールW杯を戦う日本代表では、DF長友佑都(FC東京)が前回のロシア大会に続き髪の毛を金髪に染め上げて話題となったが、11月21日にウェールズ代表との初戦を迎えたアメリカ代表にも、ひと際、目立つ頭髪の選手がいる。
右サイドハーフで先発したMFウェストン・マッケニーだ。イタリア1部ユベントス所属の24歳は、普段は黒いドレッドヘアに金色のラインを入れている。しかし、今回W杯に向けては、自慢のドレッドヘアに赤と白と青の3色のラインを入れた。アメリカの星条旗に入っている色なのだが、この3色が目に入ると、どうしてもアメリカの前にフランスが頭をちらついてしまう。
これまでの大会でも2002年の元ブラジル代表FWロナウド氏の大五郎カットや元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏のソフトモヒカンが「ベッカム・ヘア」と呼ばれ一大ブームになるなど、選手の髪形は日本でも大きな話題となった。まだ大会は始まったばかり。今後、どんな髪形の選手が登場するかにも注目したい。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)