カタール×エクアドルの開幕戦で日本人サポーターがスタンドを片付け
開幕したカタール・ワールドカップ(W杯)で、現地時間11月20日の開幕戦における日本人サポーターの「ゴミ拾い」が注目されている。英メディア「スポーツ・バイブル」が報じた。
開催国カタール代表とエクアドル代表が戦った開幕戦の試合後、日本人サポーターがスタジアムのゴミを拾う光景があったという。記事では、「日本のファンは、世界のサッカー界でスタジアムのゴミを片付けることに関して歴史がある」としたうえで、過去のW杯や女子W杯の際に取られた行動も紹介された。
そして、カタールとエクアドルの試合後に日本人サポーターが行った片付けを目撃したオマール・ファルーク氏の話として、「これが普通だって、誰か僕を納得させてほしい。日本のファンはスタジアムを掃除することにしたんだ。自分たちの代表チームの試合でもないのに。『なぜ、関係ないのに掃除をしているんだ』と聞いたら、『日本人は絶対にゴミを残して帰らない。その場所をリスペクトしているから』というものだった」というコメントを伝えている。
さらに、ファルーク氏は「話には聞いていたけど、まさかこんなにリアルだとは思わなかった。すごい。すべてをリスペクトしている」と話したという。
大きな国際大会のたびに話題となる日本人サポーターの観戦マナーだが、カタールでも大会初日から驚きをもって受け止められたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)