日本人女性審判が、初めて世界の大舞台に立つ。

 日本サッカー協会(JFA)は11月22日、山下良美主審がカタール・ワールドカップのグループF、ベルギー対カナダの第4の審判員にアポイントされたと発表した。

 山下主審は2015年に国際審判員に登録され、女子ワールドカップや東京五輪(女子)などを経験。男子では、AFCやJ1の主審を務めてきた。大会史上初の女性審判の一人で、男子を含め日本からはカタール大会で唯一選出されている。
 
 歴史的快挙を伝えたJFAの公式ツイッターには、「いよいよですね。凄いことだし、頑張って欲しい」「ご活躍をお祈りしています」「大舞台でのレフェリング、楽しみにしています!」「いよいよ山下さんW杯デビュー。楽しみです!」などの声が上がった。

 ベルギー対カナダは、日本時間24日の早朝4時キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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