FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグD第1節、デンマーク代表対チュニジア代表が現地時間22日に行われた。

 最初にビッグチャンスを迎えたのはチュニジア代表。23分、DFの裏を取ったイサム・ジェバリがゴールネットを揺らした。しかし、これはオフサイドで取り消しになった。

 さらにチュニジア代表は前半終了間際にも決定機。再びジェバリが背後を取りチップキックシュートを放った。しかし、GKカスパー・シュマイケルに阻まれている。

 クリスティアン・エリクセンを中心にボールを動かしたデンマーク代表は、相手の統率された守備を前に決定機を作れず。前半アディショナルタイムにはトーマス・ディレーニーが負傷交代を余儀なくされるなど、後味の悪いまま後半に向かうことになった。

 それでもセカンドハーフはデンマーク代表ペースに。55分には、直前のオフサイドで取り消しになったものの、ゴール前の混戦からアンドレアス・スコフ・オルセンがゴールネットを揺らした。さらに70分には、コーナーキックからアンドレアス・コーネリウスがポスト直撃のシュートを放った。

 その後もデンマーク代表が攻め、チュニジア代表が守るという展開が続いたが、結局最後まで得点は生まれず。グループD初戦はドロー決着となった。

【試合結果】
得点者なし