フランス人レフェリーのステファニー・フラパールさん(39)が、男子のワールドカップ(W杯)で初の女性審判員となった。
カタールW杯では合計129名の審判員の内、男子のW杯として初めて女性の審判員が6名選ばれた。
その中でフラパールさんは日本の山下良美さん、ルワンダ人のサリマ・ムカンサンガさんと共に3名の主審に選出。
そして、フラパールさんは22日に行われたグループC第1節のメキシコ代表vsポーランド代表で第4審判に任命され、0-0のドローに終わった一戦でW杯デビューを飾った。
世界的に知られた女性主審のフラパールさんは、2019年のUEFAスーパーカップの主審を担当したほか、カタールW杯欧州予選でも試合を担当。UEFAチャンピオンズリーグでも、2020-21シーズンに史上初となる女性審判として試合を裁いていた。
なお、フラパールさんに続き、アジアを代表する女性主審の山下さんは、23日に行われるグループF第1節のベルギー代表vsカナダ代表で、同じく第4審判としてデビューする予定だ。