フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア)は、同代表での得点数が史上最多タイ記録となった。

 ジルーは22日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループD第1節のオーストラリア代表戦に先発出場すると、1-1で迎えた32分に右足で勝ち越しゴールを奪うと、3-1で迎えた71分にはキリアン・エンバペのクロスを頭で叩き込み、この試合2ゴール目を記録。89分までプレーし、4-1での勝利に貢献した。

 この試合で2ゴールを記録したジルーはフランス代表での通算得点記録が「51」に到達。これは元フランス代表FWティエリ・アンリ氏の記録に並び、歴代最多タイ記録となった。なお、アンリ氏は123試合目で到達したのに対し、ジルーは9試合少ない114試合目での達成となった。

 イギリスメディア『talkSPORT』によると、ジルーは試合後、「フランスサッカー界のレジェンドであるティティ(アンリの愛称)と並べたことは明らかに大きな誇りだ。光栄だよ。大会中だし、そこで止まることがないことを願っている。味方のみんなを助けたいとも思っているし、彼らの仕事をうまく終わらせられるようにしたいと思う」と喜びを口にしている。