元日本代表の大久保嘉人氏と田中マルクス闘莉王氏が11月23日に放送されたフジテレビ系のスポーツ情報番組「FNN Live News α」に出演。同日に行なわれる日本対ドイツを展望した。

 同番組では、日本代表の長友佑都が髪の毛を赤く染めた姿や、故障が心配された守田英正がドイツ戦の出場に意欲を見せる様子、ドイツのFWレロイ・ザネの欠場などを報じた。

 その後、カタールで取材する大久保氏と日本のスタジオにいた闘莉王氏が“激論”を展開。ドイツで警戒するべき選手は、大久保氏がFWセルジュ・ニャブリ、闘莉王氏がGKマヌエル・ノイアーを提示。日本で期待している選手は、大久保氏が三笘薫、闘莉王氏は吉田麻也と冨安健洋を挙げた。

 また、大久保氏はニャブリを「圧倒的なスピードでゴール、そしてチャンスメイクもできる」として、ドイツ代表に同国のバイエルンの同僚が多い点も警戒した。闘莉王氏はノイアーについて、「絶好調なら、なかなか点は取れない。ボールストップは、世界一ではないか」と見立てる。
 
 さらに、両名はスタメンを予想。大久保氏は4-2-3-1で、GKが権田修一、DFが右から酒井宏樹、板倉滉、吉田麻也、長友佑都、守備的MFは田中碧と遠藤航、2列目は右から伊東純也、鎌田大地、久保建英、FWは前田大然のラインナップ。スタメンから外した冨安と守田は怪我明けで、三笘は途中出場のほうが効果的だと理由を述べた。

 これに対して、闘莉王氏が「ちゃんと見ているのかな」と嚙みつく。三笘と冨安はスタートから出すべきだと主張した。

 一方、闘莉王氏のスタメン予想は4-3-3で、GKが権田、DFは右から酒井、吉田、冨安、長友、MFは田中、遠藤、守田、FWは右ウイングに伊藤、左ウイングに三笘、CFに鎌田をピックアップ。CBの吉田と冨安がドイツの攻撃を跳ね返し、「0-0が長引いたら日本が有利になるのでは」と期待した。

 なお、予想スコアは大久保氏が1-1、闘莉王氏が0-0で共にドローの予想。ドイツ相手に勝点1を奪取できるという点では一致した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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