日、FIFAワールドカップカタール2022においてアルゼンチン代表とサウジアラビア代表が対戦した。結果は1-2でサウジアラビアの勝利。この試合で両チームの選手のパフォーマンスはどうだったのだろうか。フットボールチャンネルでは、アルゼンチン代表対サウジアラビア代表戦に出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、監督のパフォーマンスをどこよりも早く採点する。

サウジアラビア代表

【先発メンバー】

GK:モハンマド・アルオワイス 7.5
何度もスーパーセーブを連発し、大金星の立役者に。ハイボール処理の安定感も素晴らしく、守備範囲の広さも圧巻だった。

DF:アリ・アルブライヒ 6.5
ひたすらクロスをはね返し続け、決定機を未然に阻止した。地上戦でも的確なタックルでボールを奪取するなど高いパフォーマンス。

DF:サウード・アブドゥルハミド 5.0
不用意なファウルでPKを献上し、先制点の原因になってしまった。それに加えて裏を取られるシーンも多かったが、後半になると対人守備や攻撃参加でチームを助ける好パフォーマンス。

DF:ヤシル・アルシャハラニ 6.5
前半は裏を取られるシーンもあったが、後半は攻守に走り回り完璧なパフォーマンスを披露した。アディショナルタイムの負傷が心配。

DF:ハッサン・タムバクディ 7.0
集中力の高さが際立ち、何度もクロスをはね返し続けた。それ以外のシーンでも身体を張って決定機を阻止し、勝利に大きく貢献した。

MF:アブドゥレラー・アルマルキ 6.5
タイミングの良いタックルと運動量を活かしたセカンドボール回収で相手の攻撃をシャットアウト。バイタルエリアの番人として試合を支配した。

MF:サレム・アルドサリ 7.0
W杯の歴史を塗り替えるゴラッソを決め、勝利の立役者に。守備でも深い位置へのプレスバックで貢献した。

MF:サレー・アルシェフリ 7.5
素晴らしい抜け出しで同点ゴールを決めた。それ以外のシーンでも攻守に走り回り、文句の付けようのないパフォーマンスを披露。

MF:モハメド・カノ 7.0
的確なタイミングでスペースに顔を出し、ボールを引き取ってサイドへと展開して攻撃を活性化させた。守備でも要所で素晴らしいタックルを披露しボールを回収。

MF:サルマン・アルファラジュ 5.0
大きなサイドチェンジで攻撃を活性化させた一方で、危険なロストでピンチを招くシーンも。前半終了間際に無念の負傷交代。

FW:フィラス・アルブライガン 6.5
見事なスルーパスで同点ゴールをアシストした。前線でボールを収めて時間を作ることも多く、数字に残らない部分でも素晴らしいプレーを見せた。

【交代メンバー】

MF:ナワフ・アルアビド 5.5
ボールに関与する機会は多くなかったが、オフザボールでピッチの広い範囲を走り回ってチームに貢献した。

DF:アブドゥレラー・アルアムリ 6.5
途中投入ながら値千金のシュートブロックで同点のピンチを防ぎ、チームを救う大活躍。

FW:ハイサム・アシリ 5.0
献身的なプレスバックでチームに貢献した。

DF:モハメド・アルブレイク 出場時間が短く採点不可

【監督】

エルベ・ルナール 7.5
勇気を持ってハイラインを敷いた采配は素晴らしいの一言。戦術的にアルゼンチンを上回ることに成功し、完璧なゲームプランを実行して大金星をあげた。W杯の歴史に名将として名を刻んだと言えるだろう。

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