【FIFA ワールドカップ カタール2022・グループC】メキシコ0-0ポーランド(日本時間11月23日/スタジアム974)
どんなにゴールを量産するストライカーでもPKを失敗することはあるものだ。メッシやクリスティアーノ・ロナウドもワールドカップでPKを外した経験があり大きなニュースになった。ロベルト・レバンドフスキもまた、その道を歩むことになってしまった……。
0-0で迎えた53分、メキシコDFエクトル・モレーノがペナルティーエリア内でレバンドフスキを倒すも笛を鳴らず、一時試合は続行となった。
しかし、プレーが切れたタイミングでVAR判定となり、結果、主審はポーランドのPKとジャッジ。ユニフォームを引っ張って倒したモレーノにはイエローカードが提示されたが、思わず「レバンドフスキ強すぎ。あんなん掴まないと止められんて」と漏らすファンもいたほどだった。
そして迎えたPKの場面、レバンドフスキのキックはGKギジェルモ・オチョアに防がれてしまい、スタジアムは逆に、メキシコサポーターの大歓声に包まれた。
オチョアのPKストップにABEMAで解説を務めた元日本代表・宇佐美貴史氏も「止めるか~!」と大興奮。その上で、「(PKを)蹴る前にボールが置き直しになったじゃないですか。ああいうのは蹴る方は嫌なんですよね。オチョアの駆け引きがあったんだと思います」と指摘した。
クラブと代表で得点を量産するレバンドフスキだが、ワールドカップでは前回大会を含めて4試合でノーゴール。今大会は得点という結果を残し、チームを決勝トーナメントに導けるだろうか。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)