実力で勝るドイツに防戦一方に、前半は0-1にビハインド
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)の初戦でドイツ代表と対戦。前半31分にPKで失点し、0-1でハーフタイムを迎えた。前回の2018年ロシア・ワールドカップで日本を率いた西野朗氏は「0-1は想定内」と前半を振り返り、ショートカウンターに勝機を見出した。
日本は前半8分にMF伊東純也のクロスからFW前田大然がネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドで得点は認められなかった。
その後はドイツのパスワークに揺さぶられ、何度かゴール前まで攻め込まれるシーンを作られた。そして前半31分、ペナルティーエリア内でGK権田修一がDFダビド・ラウムを倒してPKを献上。これをMFイルカイ・ギュンドアンに決められて先制を許した。
西野氏は「ドイツが意外とスローに入ってくれたので日本の狙いとするハイプレスがスムーズにいけば、敵エンドで奪えたはずだが、そこが消極的だった」と指摘。そうしたなかで、オフサイドになったとはいえ、前半8分にFW前田大然がゴールネットを揺らした「ショートカウンター。スピーディーな攻撃」が鍵になると語った。
また、リードを許してハーフタイムを迎えたことについては「0-1は想定内」とし、「慌てずバランス崩さずにやれば同点、逆転に結びついていくと思います」と後半の巻き返しに期待した。(FOOTBALL ZONE編集部)