2002年のワールドカップ日韓大会で日本代表監督を務め、ベスト16に導いたフィリップ・トルシエ氏が『ABEMA Prime』に出演。23日(日本時間)に行われたFIFA ワールドカップ カタール 2022・グループEの日本VSドイツ戦を振り返り、日本代表の逆転勝利を「素晴らしかった。歴史に残るジャイアントキリング」と絶賛した。

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 パリからオンライン生出演したトルシエ氏は、「素晴らしかった。感動のあまり言葉が出てこないが、ドイツに穴があれば勝てると思っていた。2日続けて(アルゼンチン-サウジアラビア戦とともに)歴史に残るジャイアントキリングが起こった。日本はグループリーグの中で有利に立ったのでは」と満面の笑顔を見せた。

 さらに、「2つの試合を見ていたようだった。前半は守備的過ぎて積極性が足りなかったが、後半は全く違う試合になったと思う。でも点数を付けるなら、もちろん100点。なぜなら私は評論家ではなく監督。勝ち点3を取ったということで結果オーライ。これでチームは勢いを感じたと思う。素晴らしい、歴史的な勝利だったと思う」とコメントした。

 初のベスト8以上を目指す日本代表は、ドイツ代表を相手に逆転勝ちを飾り、貴重な勝ち点3を獲得。前半は33分にPKで先制点を献上したものの、後半に入るとアグレッシブな選手交代で受け身になったドイツ代表に対して猛攻。途中交代で入った堂安律が75分に同点ゴールを決めると、83分にも途中から入った浅野拓磨が勝ち越しゴール。2大会ぶりの優勝を目指す格上ドイツ代表に対して、世界を驚かせるジャイアントキリングを演じて見せた。
(『ABEMAPrime』より)