【日本 2-1 ドイツ FIFAワールドカップカタール・グループE第1節】

 サッカー日本代表は現地時間23日に行われたFIFAワールドカップカタール・グループE第1節でドイツ代表と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。第3戦で対戦するスペインのメディアも、この結果に注目している。

 スペイン『アス』は、「ドイツ代表がハラキリ」と見出しをつけてこの結果を報告。「ドイツは前半に卓越したサッカーで日本を追い込んだ。素晴らしいコンビネーションで流れるサッカーを展開した」と前半の内容を称賛している。

 その上で、「後半も同じ展開が予想されたが、日本はGK権田修一が何度も好守を披露。その後素晴らしいアクションから堂安律が同点弾を決め、浅野拓磨がGKマヌエル・ノイアーから逆転弾を奪った」と、日本の巻き返しを伝えた。

『マルカ』は、日本代表がカタールワールドカップにおけるサプライズの仲間入りを果たしたと記している。特にGK権田修一のセーブを高く評価。「PKを与えてしまったが、そのあとのヒーローになった。彼のセーブが日本復活のきっかけとなり、試合の流れを変えていった」としている。

 FW浅野拓磨の逆転弾については、「なんてコントロールでなんてゴラッソだ」と称賛。「ハンジ・フリックの初戦はとてつもなく厳しいものになった」としている。

 スペイン代表は第2戦の相手がドイツ代表。日本代表に負けたドイツ代表は勝たなければいけない一戦になったため、スペインとしても警戒心が高まっている様子だ。

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