アルゼンチンの優勝で幕を閉じたカタール・ワールドカップ。快進撃を飾った日本代表はFIFA発表で「9位」に認定され、あらためて国内外から高い評価を得ている。

 そんななか、英サッカー専門メディア『Foot the Ball』がカタール大会のベストGK5選をセレクト。ボノ(モロッコ)、ドミニク・リバコビッチ(クロアチア)、エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン)、ユーゴ・ロリス(フランス)という錚々たる面々とともに、日本の権田修一も選出された。ベスト4の国以外では唯一となっている。

 同メディアは「クロアチアにラウンド・オブ16で屈した日本だが、グループステージではドイツとスペインの2大巨人を下す離れ業をやってのけ、死の組で頂点に立った。ドイツを蹴落としたのだ」と評し、「その躍進を支えたのが守護神だった」と称え、次のように論じている。
 
「ゴンダはキャリアにおいて、またとない輝かしい時間を過ごした。ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)の前に立ちはだかって思い通りにゲームを進めさせなかったが、やはり最大の見せ場はドイツ戦だった。PKを与えたものの、嵐のように押し寄せたドイツの猛攻をものの見事に封じ込んだのである。8本のセーブを記録し、そのうち4本は後半の“20秒間”に連続してマークしたものだ」

 そして『Foot the Ball』は「大会に出場した全GKを見渡しても、ゴンダのセーブ本数15本は全体5位で、セーブ率の84.2%も5位だった」と紹介している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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