逆転勝利に成功した
ワールドカップ・カタール大会グループE第1節ドイツ対日本代表の一戦が行われ、1-2とサムライブルーが逆転勝利となった。
この試合で輝きを放ったのが浅野拓磨だ。
後半、前田大然との交代でピッチに入ると、自慢のスピードを生かして守備に奔走。攻撃面ではアントニオ・リュディガーに自慢のスピードを封じられ、良さを見せることができなかったが、83分その浅野が大仕事をやってのける。
後方からのロングボールに反応した浅野はそのままボックス内に侵入し、右足を振り抜く。シュートはニアサイドに突き刺さり、名手マヌエル・ノアイーでも触れることができなかった。その後日本は押し込まれる苦しい展開となったが、リードを守り抜き、1-2と日本が劣勢を跳ね返し初戦で大きな勝ち点3を獲得した。
アジア最終予選オーストラリア戦でも同じような形から浅野は日本を救っている。オーストラリア戦では吉田麻也からのロングボールを収めてオウンゴールを誘発した。その得点が決勝点となっており、日本はそこから6連勝とアジア予選突破を決める原動力となった。
森保ジャパンでのラッキーボーイ的な存在となっている浅野。今大会も直前まで負傷しており招集が危ぶまれたが、森保一監督からの信頼は絶大であり、大舞台で日本を救うこととなった。