日本代表の歴史的一勝に世界中が熱狂している。
現地11月23日、森保ジャパンはカタール・ワールドカップの初戦でドイツ代表と対戦した。33分にPKで先制される苦しい展開も、後半に怒涛の積極采配とシステムチェンジで盛り返し、堂安と浅野の2ゴールで逆転に成功。願ってもない理想的な快勝劇で3ポイントをもぎ取った。
欧米メディアがこぞってレポートするなか、英公共放送『BBC』の電子版は「終盤の猛烈なカムバックで、日本がドイツを奈落の底に突き落とす」と題して、次のようにレポートした。
「まさに衝撃の大どんでん返しだ。ドイツは序盤から優位にゲームを進めて、きっちりPKで先制点まで奪ったが、後半に入ると様相は一変。日本の矢継ぎ早な交代策に混乱をきたし、オープンな展開に持ち込まれてしまう。いくつかの絶好機はあったが、日本のGK権田にことごとく阻止されてしまう。すると日本の堂安に同点ゴールを、さらに浅野にも逆転ゴールを決められ、ショッキングな敗北に追い込まれた」
さらに同メディアは「前回のロシア大会でも初戦で敗れたドイツだけに、スタジアムに駆けつけたサポーターの特大の期待を背負って臨んだが、またしても屈辱を味わう結果となった」と付け加えている。
勝利した日本の次なる相手はコスタリカ代表で、日本時間11月27日の19時キックオフ。2連勝を飾れば、ベスト16進出を決める可能性もある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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