現地時間11月23日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(F組)第1戦で、ベルギーとカナダがアフマド・ビン・アリスタジアムで対戦した。
早い時間にチャンスを掴んだのが、カナダだ。7分、CKからブキャナンが放ったシュートがベルギーのカラスコのハンドを誘い、VARの末にPKを獲得。先制の絶好の機会だったが、キッカーを務めたデイビスのシュートは相手GKクルトワにセーブされた。
それでも、流れは変わらず、13分にはラレイアとデイビス、16分にはデイビッドがシュートを放つが、ゴールには至らない。
対するベルギーは、自慢の高い個人能力で攻撃を試みる。19分にデ・ブルイネがドリブルで前進。23分にはエデン・アザールのドリブルからパスを受けたバチュアイがシュートを放ったが、相手GKボージャンに阻まれた。
その後は、カナダが31分のデイビッドのシュートやジョンストンやラレイアの縦への突破でチャンスを作り優勢に展開していたなかで、先制点を奪ったのはベルギーだった。
44分にCBのアルデルワイレルドのロングフィードに反応したバチュアイが、そのまま左足を振り抜いてゴールネットを揺らす。このまま1-0のベルギーリードで、前半を終える。
後半は、互いに決定機がないまま時間が過ぎていく。66分にカナダのラレイアが放ったミドルはゴールの枠を捉えられず。67分にデ・ブルイネのクロスを受けたバチュアイのシュートは相手DFにブロックされる。
追いつきたいカナダは、80分にジョンストンのクロスに途中出場のラリンが頭で合わせたが、クルトワにキャッチされた。ラリンは86分にもDFの背後に飛び出してヘディングを放ったが枠を外した。
このまま1-0の終了し、ベルギーは白星発進。カナダは押し気味に進めながら悔しい敗戦となった。
次節は現地時間27日、ベルギーはモロッコ、カナダはクロアチアと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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