【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】ベルギー1-0カナダ(日本時間11月24日/アフメド ビン アリ スタジアム)

 日本時間24日、FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF第1節のベルギー対カナダは、1-0でベルギーが勝利した。

【映像】デブライネ擁する優勝候補・ベルギーが出陣

 FIFA ワールドカップ ロシア 2018で3位に輝き、今大会でも優勝候補の1つと考えられているベルギー(FIFAランク2位)が、アメリカやメキシコといった強豪を抑えて北中米カリブ海予選首位で36年ぶりのワールドカップ出場となったカナダ(FIFAランク41位)と対戦した。

 序盤からチャンスを作ったのはカナダだった。8分には右CKからタジョン・ブキャナン(クラブ ブルージュ/ベルギー)がシュートも、ここは相手にブロックされる。しかし直後にVARが介入すると、この場面でブキャナンのシュートがヤニック・カラスコ(アトレティコ・マドリード/スペイン)の手に当たっていたことが確認され、カナダにPKが与えられた。

 カナダにとっては先制のチャンス。しかしアルフォンソ・デイビス(バイエルン/ドイツ)のシュートは、GKティボ・クルトワ(レアル・マドリード/スペイン)のセーブに阻まれ、先制とはならなかった。

 迎えた44分、ベルギーは最終ラインからのロングボールに抜け出したミシー・バチュアイ(フェネルバフチェ/トルコ)がダイレクトで蹴り込むとこれがネットを揺らして、押されていたベルギーが先制して試合を折り返した。

 後半はお互いに決定機を作り出すも決めきれない、ジリジリとした展開が続く。それでも80分にはカナダがカイル・ラリン(クラブ ブルージュ/ベルギー)のヘディングシュートでゴールに迫るが、ここもGKクルトワがキャッチするなどゴールが遠い。

 ベルギーも85分にカウンターからケビン・デブライネ(マンチェスター・C/イングランド)が中央を運びミドルシュートを狙うが枠を捉えきれず。試合はそのまま終了のホイッスルを迎え、ベルギーがワンチャンスを決めて白星を飾った。

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)