今のウルグアイは中盤が主役だ
世界的に人気爆発中のMFがついにワールドカップのピッチに立つ。
24日、韓国代表との初戦を迎えるウルグアイ代表で期待されるのはMFフェデリコ・バルベルデだ。
レアル・マドリードで圧巻の活躍を見せるバルベルデは、今やウルグアイ代表の中心と言ってもいいだろう。FWルイス・スアレス、エディンソン・カバーニなど経験豊富なベテランも揃っているが、やや全盛期を過ぎた印象もある。現チームの柱となるのは、次代を担うバルベルデらの世代だ。
英『The Guardian』もウルグアイの成功はバルベルデにかかっていると取り上げる。圧倒的な運動量、レアルで磨いている得点力など魅力の詰まったMFで、カタールの地で主役になっても不思議はない。
「ウルグアイが成功するかどうかは、1人の男フェデリコ・バルベルデにかかっている。彼の本職はセントラルMFだが、レアル・マドリードでは右サイドで起用されており、上手く機能している。ただ、今後数週間の彼の仕事はウルグアイが世界の舞台で成功できるよう動くことだ。彼の多様性はウルグアイにオプションを与えることになる。監督のディエゴ・アロンソは4-4-2の右サイドで起用する可能性が高い。もちろん中へ絞ってのプレイも可能だ」
「今季は得点力も上がっている。さらにスタミナのある選手だ。レアルでファンの多くはバルベルデが3つの肺を持っていると冗談を言う。彼はチームのために走り、走り、まだ走る。試練とも言えるカタールの気候の中で彼の運動量はウルグアイに欠かせない」
レアルとウルグアイ代表では起用法も異なり、そのあたりも注目ポイントになる。スポルティングCPのマヌエル・ウガルテ、ガラタサライのルーカス・トレイラ、トッテナムのロドリゴ・ベンタンクールなど中盤には他にも渋い実力者が揃っており、この中盤はあらゆるチーム相手に攻守両面で違いを生み出せるはずだ。