カナダ戦での辛口の檄を“公開謝罪”

 森保一監督率いる日本代表は11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦。1点ビハインドから後半に怒涛の2得点で逆転勝利を飾った。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はこの試合で決勝点を挙げたFW浅野拓磨(ボーフム)に“公開謝罪”している。

 闘莉王氏のYouTube「闘莉王TV」の最新回は奇跡の勝利となったドイツ戦。浅野はカウンターのチャンスからディフェンスラインの背後への抜け出しからゴールを奪ったが、直前カナダ戦などで精彩を欠いていた森保Jフォワード陣に辛口の檄を飛ばしていた闘莉王氏はこのゴールに「お詫びいたします」と脱帽している。

 「浅野選手、ようやってくれた!めちゃくちゃシュートチャンスがあった。なかなか決められなかったのに、あのトラップで決まりましたね。謝罪します。取り消しです。あの大舞台で点をとってくれたんです!」

 見事な逆転勝利に喜びをにじませつつも、自らの発言を潔く謝罪。前半の圧倒的な劣勢を跳ね返したドイツ戦勝利の鍵にも迫る最新回になっている。(FOOTBALL ZONE編集部)